結婚 二人で楽しむ趣味
スポーツ (続き)

はじめてやる人々への注意を、あげてみま
しよう。
ω運動量-一日に三〇分~一時間が適当。
たとえば卓球なら、はじめは日曜日などに
三〇分から一時間ぐらいが適当で、だんだん
と慣らしてゆくことです。
とかく興がのると、時間を過ごしすぎるの
で、最初に時間をはっきりときめてやるのが
よいでしょう。
㈲汗をかいたあとで汗をかいたら、あとで
必ずふいておくことです。ぬれたものはすぐ
にとり替えることQ
また、ノドがかわくわけですが、うがい程
度にして、飲み物をガブガブ飲まないこと
です。
空腹にもなりますが、むちゃに食べては胃
腸に悪いもの。
のやる前に柔軟体操をスポーツは急にやら
ないで、足、腰、首などを柔かにする柔軟体
操をしてからにします。この柔軟体操は、自
分の好きな体操でじゅ、うぶん。
また、かつて大病した人は、激七い運動は
慎しんでほしいのです。
◎身体の悪いときはカゼ気味とか、身体の
悪いときは、やめるか、ふだんの半分ぐらい
で切りあげます。
とにかく、疲れをあとに残さないようにス
ポτツを楽しみたいのです。
スポーツのあとは、手を洗うこともお忘れ
なく。
㊨ハイキングへの注意手軽に行なえるスポ
了ツとして、ハイキングをあげることができ
ますが、これはまた一歩誤ると、ケガをした
り、生命を落としたりする危険もなくはあり
ません。
プランは、ガイドブックにある所要時間よ
り余裕をみて、ゆっぐりど無理のない時間を
きめ、プランを立てることです。
また、雨具、防寒具(セーター一枚を余分
に持って行くこと)、懐中電灯、ビニールで包
んだマッチなどは忘れてはならないもの。
はだ着も、薄い毛のものが、ぬれても保湿
によく、食糧としては、弁当のほかにコンデ
ンスミルク一カン、チョコレ『トの厚いもの
二~三枚などを持って行くと、ちょうほうし
ます。
こうした持ち物は、夫婦共同で持ち、奥さ
ん電最小限の竜のは分かち合って持っていた
い電のです。てれは、夫婦ぶ苦労を分かち合
うという気持からも、また万が一、二人が離
れてしまったときにも、きっと有効な働きを
してくれるものです。
夫婦で楽しむスポーツとしてのハイキング
は、あくまでも身体をきたえたり、山へ登っ
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たりするのが目的なのではなく、夫婦が共同4
してひとつのことを行なうのが、目的になり
ます。
コースにどこを選ぶか、何を持って行くか
というのも、こうした考え方から二人で相談
したいもの。
パテるようなキツいコースとか、、歩きずく
めの時間では、かえって疲労からお互いに不
きげんになり、せっかくのハイキングが少し
も楽しくなくなってしまいましょう。
このことは、ハイキングに限らず、ほかの
スポーツ全部にあてはまることで、ひどく疲
れるような激しいやり方は、絶対に避けたい
のです。
軽井沢のロマンスとさわがれた皇太子夫妻
も、そのキッカケはテニスだったとか。
また、ラジオはもとより、テレビの普及に
よって、野球やすもうの人気ぶますます高ま
りつつある現在。
このスポτツという竜のは、適度の興奮と
疲労をともなって、自分でそれを行なう場合
にも、またそれを見ているだけでも、夫婦で
楽しむ趣味としては、まことにふさわしいも
のといえましょう。


ハイキングやスキーで結ぶきずな

このH夫人の場合は、大学の二、三年のと
きから、ハイキングや山登りが好きだったの
です。
それに対して、ご主人は、身体絃強健でし
たぶ、特にスポτツをやっていたわけではあ
りませんでした。
まだ結婚して一年足らず、で竜、この間に
六、七回はハイキングやスキτに出かけまし
た。これは特に夫人のほうから誘ったわけで
もなく、ご主人のほうから言い出したわけで
もなかったのですが、結婚して間もなく、北
アルプスの後立山を縦走したのが、一一人だけ
の山行きとして忘れられなかったからでしょ
うか。
まだ意識して、夫婦ぶお互いに共通の場を
作ろうと努めたことはありませんが、たとえ
ば、夫人はこう考えているのです。
1お互いに多くの趣味をもっているわけ
ですが、その甲で一つか二っが一致すればい
い。それはトランプでも、マージャンでもい
いですわ。
というわけで、その一致させるものに選ばれ
たのが、このハイキングやスキーになったの
です。
スポーッなら身体のためにもよいし、ハイ
キングなら、行楽をかねたものにもなって楽
しい、というのです。
また、このハイキングやスキーは、もちろ
ん二人だけで行く楽しみもありましたが、反
面二人のほかに、六、七人のメンバーを組ん
で、グル1プで出かける「ことも多かったので
す。これは、こういう機会を友人交歓の場に
もしたかったからでした。
理想的には、一ヵ月に一回はハイキングに
行く機会をもちたい、と話し合っていたので
すが、やっぱり何かと用事ができて、二ヵ月
に一度ぐらいの割合になっているようです。
いつ行くかというと、夏に一、回、冬に一、
二回休暇をとって行くほかは、土曜、日曜を
かけて行くぐらい。
費用も、毎月少額ずつをそのための資金と
してためて行くのではなくて、ご主人が銀行
勤めなので、年四回に分かれたボτナスの中
かちと、土曜、日曜をかけて行くのなら、そ
の二日分の生活費とをあてて熔ます。
H夫人は、ご主人とは八っ違いだそうです
が、最後に結婚について、こう話してくれま
した。
1結婚ていうのは、二人が腕を組んで同
じ方向に歩いて行くことではないかしら。
同じ方向に歩いて行っても、二人はお互い
に違う人格と魅力をもった人間であるという
気持はなぐしたくない、というのです。
お互いに違う人間だからこそ、自分のもっ
ていないものを、相手の中に見出して、そこ
に魅力を感ずるのではないかしら、というの
です。
スポーツは、このH夫妻の組んだ腕にあた
るのかも知れません。